「私の友達の柊葵ちゃん。 えっと、今日は葵ちゃんと食べてるし違うところでお昼してもらってもいいかな…?」 「奥村さんの友達? 分かった。拓磨行くぞ」 「はぁ!?一緒に食えばいいだろ。 奥村さんのお友達さんも良いよな?」 二階堂君の笑顔に真っ赤になる葵ちゃん。 可愛いなぁ。 葵ちゃんの好きな人が二階堂君ってことは、一緒に食べた方が距離が縮められるかな? 「はい。大丈夫です。」 「んじゃ決まり! ほらほら、祐一も!座れよ、」 二階堂君は、葵ちゃんの隣に座り私の隣を叩いて座れと合図をした。