「君と出会った霊も幸せに消えていったんだと思うよ」

ルイは白の封筒の手紙を拓磨に手渡し、拓磨の肩をポンっと叩いた。

誰も見たことがないようなスッキリした顔で拓磨は笑った。



冷たい風が吹きルイの姿は消えてしまった。

何処かへ行ったのだろうか…。