「放課後、絶対に屋上に行っちゃダメだよ。 あ、祐一には秘密な。」 最後に『絶対だからな』と小さくいい速度を上げてある行ってしまった。 「拓磨なんて? 今日ずっと様子が変なんだよね」 いつの間にか隣にいた祐君に頬をツンっと突かれた。 「なんか不思議なことを言ってた。 どうしたんだろうね。」 放課後になったら、屋上に行ってみよう。 何か意味があるのかもしれないしね…。 私は静か放課後になるのを待った。