「ルウ!」

名前を呼んでもルウの姿は見えない。

「ルウ!何処にいるの??

…っ!!!?」

私は後ろから何かで殴られた。
何度も何度も私は殴られる…。

やめてっ!!
私はいい…でもお母さんを傷つけないでっ!!!

「ギャっ!!!」

ルウの声が聞こえた…ルウが蹴られた。
私を助けようとしてくれたの…?

「ルウ…。」

私はルウを抱きしめた。