最後の100日~君に幸あれ~


「はぁはぁ…」

私は静かに涙を流した。

そしてしばらくすると会社が潰れた。

私は関西から引っ越した。


引っ越せばお父さんは変わる。

前みたいな優しくて、よく笑う私の大好きだったお父さんに戻るってずっと思っていた。


でも、現実ではそうはいかなかった。


ギャンブルにハマり朝から晩までお酒を飲んでいる。

お母さんは仕事を詰めて頑張っていた。

お金がないとお母さんを責めて、暴力を振るった。

「やめてっ!!お母さんを傷つけないで!」


そういいお母さんの前に出た。

「お前までっ!!俺に逆らうな!!!」


そういい私の顔を向けて蹴りが入った。

そこから少し記憶がない。
失神というものをしていたらしい。


目を開けると私の周りは血塗れで何が起こったのか分からなかった。


失神をしてもなお、私への暴力は収まらなかったらしい。

お父さんはどこかへ出かけ家には私とお母さんの二人だけがいた。

鼻に痛みを感じ触れると大量の血が手に着いた。


「あっ…はぁはぁ」


私はパニックを起こし過呼吸になっていた。

お母さんが持ってきたタオルで鼻の血を止めながら近くの病院へ行った。