「で、でも私」 夏休み中は、恭介君には… 「夏休み入ってから、藤崎と会ってなかろうが、行ってもらうよ! 逆に、これで会えるんだし。」 「う、うん…」 わかってて、私に? 「あんたのことは、なんでもわかるの」 冷たいカフェラテを飲みながら、私を見てる。 でも、たしかに。これで恭介君に会えるよ。 「ありがとう」 「いーえ」