運命の人は意外と身近にいたらしい。






「あーーー。まじで離さねー。やっと捕まえたんだから、誰にも渡さねーよ」







「渡されないもん、大翔しか見えてないもん乃愛だって」







抱きついて大翔の顔をみてそう言った。






大翔の顔はほんのり赤く染まった。







「不意打ちやめろ。舞い上がるから」