運命の人は意外と身近にいたらしい。






「うわー!おいしそー!久しぶりー!」







「さすが食いしん坊」







「うるさい!乃愛は食通なだけ!」









遠い目で見てくる大翔はほっといて、







目の前のアイスを見つめる。









さっきぼそっとなんて言ったのかが気になったけど、いまはそれどころじゃない!













だって目の前にアイスがあるのだから。