「ゲームは……好きっていうか、ただの暇つぶしでやっているようなものよ。あとは、ストレス発散。」




お嬢様は少しうつむきつつ俺にそう話す。




「……ストレス……」




「お嬢様も、いいことばっかじゃないってこと!」




 お嬢様はどうして、俺にこんなにも自分のことを話してくれるのだろうか。




初めて、俺はお嬢様とまともに話した気がする。