季節は秋。




俺が次に送られた場所は、またどでかい城のようなところ。




黒いスーツを着た男が2人、閉まっている門を開けに来た。




「話は聞いている、中に入れ。」




そう言って男たちは俺を中に誘導する。




中に入ると、赤のじゅうたんが一番に目に入ってきた。




そして俺は、ボディガードのような男たちについていく。




大きな階段を上がると、左と右に通路が分かれていた。




そして、俺は右の通路へと案内される。




そこからすぐに部屋があり、スーツの男がひとり、大きなドアをノックした。




「執事が来ました。」