メグは誠にくっつき放し。

「あのさぁ。」

無理矢理引き離そうとしたが、失敗した。

「メグ、今日は、玲のパーティーなんだよ。」

「つまんない。駅近のカフェ行こ。カフェ。」
 
「え、ちょっと、メグ!」

「だって、玲、ずっと黙ってて、面白くないわ。」

 更にギュウっと抱きしめていた。
 ほぅ、コイツラカップルか。
 邪魔したわね。
 私。
 来なきゃよかった。