初恋Diary 〜悲しいほど貴方が好きで〜【中学生編】

「私、サイテーだ。」

「え?」 

「二人の人を傷つけた。それだけじゃないわ!」

「?」

「二人の、恋心を、踏み躙ったのは、私かもしれない。」

詩織は黙って話を聞いてくれた。
あれから何時間だろう。
私は泣きながら寝てしまっていた。