それから数日、将太さんと会う約束をしている日になった。
午前は仕事が入っているという将太さんとは、夕方に会うことになっている。
なんだか胸騒ぎがして、嫌な予感がして、待っている間がとても長く感じた。
いつもはわくわくしてるのに、なんだろう、今日は会いたくないなって。
ため息をついて、それからまた将太さんを待つ。
まちゆく人たちが楽しそうにわいわいと騒がしく歩いていく。
それは学生だったり大人だったり子供だったりまちまちで、誰もみんな楽しそうで。
ちらっと見えた知り合いを、見ないふりして下を向く。
…ああ、実技テストだけじゃなくて期末テストも迫ってるなぁ。
ふと思い出してまとめノートを開く。
ぱらぱらと開いて、問題を解いていると、ふと目の前で人が立ち止まった。


