リビングに入る前に洗濯機にタオルを入れる。
「遅いわよー心」
扉を開けてリビングに足を踏み入れるとそこにはいつもより豪華なご飯がテーブルには並べられていた。
「今日は一段と豪華だね」
「まぁ、駿くんも来ているしそれに栞ちゃんもいるからね~」
「あー…」
キッチンの方にしか目を向けていなかったから気づかなかったけどソファの方を見ると二人仲良く並んでTVを見ている姿が目に入る。
「あ、お義母さん私お手伝いしますよ!」
「あら、いいのよ座っていて。こら心、手伝いなさい」
「えっ」
「もう、栞ちゃんを見習いなさいあんたはー」
ぶつぶつと言いながら手を動かすお母さんに栞さんは苦笑い駿はははっと声を出している。
私だっていつも手伝っていないわけじゃない。
手伝うときは手伝うしきちんとやれと言われたことはやっている。
比べられるのがこんなに嫌だなんて。

