「俺んとこは男女逆転喫茶店」
「え、真女装すんの?」
「うっわ、似合わなそう」
「うるせーぞ二人とも」
「化粧品貸してあげよっか?」
「あぁ、頼むわー」
あははははといつものように笑いが起き、真は渋々私にお願いをする。
昨日は二人になにかあったのかと思ったけれど、別にそうでもなさそう。
うん、普通だ。よかった。
安心して私は二人の間に入る。
「で?誰がお化け役?」
「え?」
「お化け屋敷でお化けいないわけじゃねえだろ?」
いや、まあそうなんだけど。さ。
「こいつ」
「は?」
黙っている私に代わって、頭にぽんっと手を乗せニヤニヤと笑う駿。

