「本当の兄妹ってさ、なんなんだと思う?」
「え?」
「真にね、言われたの。本当の兄妹になりたいって。だから考えたんだけど答えなんて出なくってさ。私たちは今まで兄妹じゃなかったのかなーとかじゃあ今までの私たちの関係はなんだったのかなーとか考えたら苦しくなっちゃって、動けなく、なっちゃ…って…」
駿に背中を向けて、発していた言葉に涙を流す声が混じる。
泣いちゃダメ。そう思い必死に拭うが涙は、言うことを聞いてはくれなかった。
「好きって言われたとき、私もって…っ返しそうになったの、私…っ!だけどダメだって必死に抑えてさ…っ…ねえ、なんで…?なんで、なんで、なんで、なんで…っ!!」
「ここ…」
「なんで私たちは“双子”なの…っ!!?」
「っ」
気が付けば大きな声で、そう叫んでいた。
駿は驚いたような声を私にかける。だけど一度吐いたらもう止まることを知らなくて。私はその場に崩れていく。
「もし双子じゃなかったら、もし血が繋がっていなければ私たち…っ私…っ栞さんの場所にいられたのかもしれないのに…っ」
「ん…」
「真の彼女になりたいだけなのに…っ!!なんで、なんでそれが叶わないの…っなんで叶っちゃいけない…のぉ…っ!」

