TrueLove ~真実の愛をもとめて~【完】




「いやぁぁぁっ!!!!こないでっ!!」

「えっ、ちょ…!」

私の叫び声に、動揺を抑えきれないクラスの男の子。
頭ではわかっているのに、その姿が、怖くて。怖くて。

「や…っもう…っやだっ…」

クラスの男子が私を驚かせているのはわかっているのに。
頭では理解して頭では落ち着いているのに体が、言うことを聞かなくて。

さっきまで泣いていた理由とは違う理由で涙は出るし
暗いし、目の前にはお化けいるし。ていうか私もお化けだし。


助けて、助けて、助けて。


会いたくない、と、離れたい、と、いなくなりたいと願ったのに今助けてほしいと浮かんでくる顔はひとつで。


「助けて…っまことぉ…!」


真に、会いたい。
大丈夫だよ、と抱きしめてほしい。

それが妹でもいい。ただの妹でいい。
特別じゃなくていい。

だから、


“妹”という場所だけは私から取らないで。