まあ、真の中じゃあんな笑顔…冗談にしか聞こえないよね。
だから、来たんだもん。
わかってるよ、わかってる。
本当はきっと、仲良くしなきゃいけないのに。それを真だって望んでいるはずなのに。
「無理だよー…」
もうみんなお化け屋敷には飽きたのか、まったく人が来なくなって。
私はその場にしゃがみ込み、膝の上に顔を乗せる。
こんな暗い場所、昔から大嫌いで。
なにかが出そうで…というか今は自分がお化けなんだけど。
それがすごく、怖くて。
お化けが苦手で大嫌いで。
暗い場所なんて自分から行ったことなかったのに。
今は、この暗さが私にとっては唯一の救いで。
「うぅー…っ」
誰もいない。誰が見てもわからない。涙なんて見えない。
私は声を抑え、泣き続けていた。

