「…好きなの。」 …は? こいつ、今何言った? そう思ったのも束の間、直ぐに麗奈の顔が近づいてきた。 おいおいおいおいっ!何考えてるんだよっ! 俺の頭の中は、混乱していた。 「…結衣ちゃん、そんなところで何やってるの?」 薄暗いロビーに響く拓哉の声で、ハッと混乱が解ける。 「拓哉っ!?」 目の前の麗奈が青ざめていくのが分かる。