光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「光葵に全て話して知ってもらおうと思ったけど、光葵は俺なんかの話、聞かねぇからさ……。

無視されて当たり前のことを光葵にしたのは俺だけど…。

……この前さ…ストバスでバスケ……してたの、光葵見てただろ??

それが嬉しかった。

やっと話せる機会が来たって。

あのとき、無理矢理腕掴んで悪かったと思ってる。

でも、あぁでもしないと、絶対話聞いてくれないと思ったから。

結局……光葵を傷つけて終わった。

マジで情けなくてしょうがねぇ……」

あのとき、言ってた〝好きなやつ〟って誰?

そう聞きたかったけど、聞けなかった。