光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

光陽と入れ違いで心春が入ってきた。

傷だらけだ……。

「光葵……っ。ごめん……っっ」

泣き崩れてしまった心春。

「何で……っ?何で…最低な私なんかのために……っ?」

床には涙が作った小さな水溜まりができていた。

「……心春が死んじゃうから……。あんなことされたら……」

「私は……あんなことされて当然……っ、のことを……っ今まてしてきた……っ。光葵を溺死させようとしたの……っ、私……だよっ??どうして……っ?どうして……そんなに優しくなれるの………?」

「………人を助けるのに理由なんていらないよ」

私は……心春をいじめ返すことなんて一ミリも望んでない。

同じような犠牲者を出してほしくないんだよ……。

「ホントに……っ本当に……っごめんなさい………っ。許されないことをした……。わかってるから、許してくれなくていい……っ。ごめんなさい……っっ」

そうだね……。

「許すのには時間が必要かもしれないけど……怒ってないよ。だからもう、謝らないで……?」