光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ





何が……起きたんだっけ……。

たしか……そうだ。

心春に対する集団暴行を止めに入ったら、誤って私の方が殴られたんだった……。

鮮明に思い出せる。

皆の驚いた顔、心春の悲鳴に近い声、光陽の……ぬくもり。

「光葵!!」

ぼんやりしていた私も、光陽の声でハッキリ目覚めた。

「光……陽…」

ここ、保健室か。

何回ここに運ばれたら気がすむんだろーな。

私。

「こんな時に限って保健室の先生、休みでさ。今こっちに向かってる途中だって。先生、夏風邪で寝込んでたらしい。だから俺、今授業サボってここにいる」

そうなんだ。

「……心春が廊下で待ってる。呼んできていいか?」

心春が………。

きっと…もう大丈夫だよね……?

「わかった」