光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

私に心春を許せる日が来るのだろうか。

殺されかけたっていうのに。

きっと……許せないのかな。

「光葵ちゃんっ!」

中庭に出てると、奈乃ちゃんが走ってきた。

「光葵ちゃん、大丈夫?」

「大丈夫だよ。思い出したくないだけだから……」

「……心春ちゃん、一人だからもういじめはしないんじゃないかな?よかったね」

……だといいけどね。

「よし。忘れよう!いじめのことは。今までされたこと、全て忘れる!いつまでもウジウジしてらんないもん」

「アハハ。私が憧れてた光葵ちゃんが戻ってきた!じゃあ教室戻ろ?」

気づいたら昼休みが終わろうとしていた。

「うん、戻ろ」