光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「……好きなやつ一人守れねぇとか情けねぇな、俺……」

そんな呟きと同時に離された腕。

だけど私は動けなかった。

「…………」

〝好きなやつ〟って……?

心春じゃないの?

「ごめんな」

光陽はストバスへと道を引き返していってしまった。

私は追うことも帰路につくこともできなかった。

今の…どういうこと……?

「……わかんないよ……っ」

光陽が考えてることも………自分の気持ちも……。