光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「や……やめなよ!!」

そんな声が聞こえた。

「……奈乃。邪魔しないで」

心春を止めてくれたのは奈乃ちゃんだった。

「心春ちゃんこそ……心春ちゃんこそ…光葵ちゃんをいじめないで……っ!」

っっ。

奈乃ちゃんが守ってくれた……。

嬉しくて涙が滲む。

「調子乗らないでもらえる?てか、あんたもいじめの加害者だよ?見て見ぬふりっていうサイテーなことしてんだから」

「……それは…」

「光葵いじめも飽きたし、今度はあんたをいじめてもいーんだよ?わかってる??」

そんなの……。

「そんなの私が許さない!!奈乃ちゃんをいじめるくらいなら私をいじめて!」

守ってくれた奈乃ちゃんだけは何があっても傷つけたくない。

いじめを止めることに、どれだけ勇気がいることか。

私は身を持って体験したんだから。