「光葵!!」
翌日の夕方、おつかいを頼まれて外を歩いていると、後ろから声をかけられた。
振り向くと、光陽だった。
「何?」
「話がある」
また?
「私はないから」
私はさっさと歩いてスーパーに行こうとしたら、腕を掴まれた。
「何??やめて。触らないで」
振り払う。
「光葵、話聞いてくれ」
「聞きたくない。裏切ったくせに!」
今さら何よ……。
「ごめ─」
「別に謝らなくていいから!心春のことが好きなんでしょ?だったら私に関わらないで」
心春の肩を持つ人たちとは関わりたくない。
「違う─」
「違う?何がよ。心春とキスしてたじゃん」
無性にイライラする。



