光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「……落ち着きなさい……。光葵…。お母さんの方も怒鳴ったりしてごめんなさい。でもね、そうやって意識を失った理由を言おうとしない理由は、いじめられてるから以外にないんだよ」

……っ。

お母さんに言われてハッとする。

「光葵……。光葵は、殺されかけたのよ……?」

前まで友達だった人に……殺されかけた。

「警察沙汰になってもおかしくない事態なの。お願いだから、何があったか教えて……」

初めて見た、お母さんの涙。

私が流させてしまった。

心配かけたくないって思ってした行動が、逆にお母さんを苦しめたんだね。

「……ごめんなさい…」

でも…怖い……。

お母さんに言ったらいじめがエスカレートしそうで。

「光葵は謝らなくていい……」

私は……正直に話すべきなのかな……?

「今日、お父さん早く帰ってくるみたいだからその時に何があったか教えて…?」

まるで、言うべきだ、とでも言うような状況。

「………わかった」

私は…そう答える他なかった。