光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「……誰にいじめられてるの?」

「………」

私は黙秘を決め込んだ。

「……プールで意識を失ったのは、いじめが関係してるのよね?」

「……」

「だとしたらあなたは殺人未遂を犯されたのよ!?」

「……」

殺人未遂を犯された……か。

「どうして何も言わないの!?何か言いなさい!!」

「……」

うるさい……。

「あなたがいじめられてるって言わないと、何の処置もできないのよ!?どうなの!?」

「うるっさいなぁ!!私にだって考えてることがあるの!!」

ほんと、放っといてよ!

「光葵!!!これはもうあなただけの話じゃすまないのよ!!学校で殺人が起きようとしたのよ!!!わかってるの!?」

お母さんにいじめのこと言ったら、もっとひどい目に遇うのは目に見えてる!!

だから言いたくないんだよ!

何でわかってくれないの!?

そんなんだから頼りたくないんだよ!!

「いい加減、素直に言いなさい!!」

「言いたくない」

「光葵!」

お願いだから放っといて……。

「放っといてよっ!!!!!」

「娘がいじめられてるってわかってるのに放っとけるわけないじゃない!!!」

いじめられてる?

「誰もいじめられてるなんて言ってない!」