光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

必死に抵抗しても押す力が強くて顔を上げれない。

「あんたが助かる方法……。今すぐ私たちに土下座して謝ること」



「そしてもう1つ。濡れた制服から新しい制服に着替えるでしょ?このあと。その時の着替えの様子を動画で録ること」

「ちなみにその動画はネットにアップしまぁす」

!?

そんなの無理っ!!

でもっ……

くるしい……ッ!

「どうするぅ?ここで死ぬか動画とって土下座するか」

絶対やだ!!

私は必死にもがいて顔をあげようとする。

「抵抗するってことは、死んでもいいってことかな?」

─グイッ

更に強く頭を押さえつけられた。

その勢いでたくさん水を飲んでしまう。

「ガハッ!ウッ……」

咳き込んだ瞬間、口に大量の水が入り込む。