光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ




─月曜日

仮病はもう使えない。

学校に行くしかない。

「いってきます!」

わざと明るく言って家を出た。

「っ!!」

数メートル先に、光陽と心春が並んで歩く姿が見える。

心春の家もここから近いから……一緒に登校してるんだ。

……見たくないよ…。

私は……裏切られたのに光陽が好き……なのかな…?

必ず渡らないといけない信号が赤になったのが見えた。

光陽たちはその信号にひっかかった。

私も、その信号で止まらないといけない。

やだな……。

あと数メートルで止まらないといけないってところで、私は見てはいけないものを見てしまった。