光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「また喧嘩したの?光陽くんと」

「喧嘩なんかじゃないよ」

「小さい頃は二人ともベッタリで仲良かったのにねぇ……」

「変わるもんだよ、しかたないよ」

光陽は心春のことが好きで私を裏切ったんだから。

「そう…。学校は?大丈夫なの?」

………気づいてるのかな。

「何が?」

とぼけることしかできない。

恥ずかしくて、心配かけたくなくて、〝いじめられてる〟なんて言えない。

「何もないならいいけど、何かあったら言いなさいよ?」

「わかってる」

……言えない。