光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ



「わぁ……広い…」

喫茶店に到着。

喫茶店は結構広い。

「お好きな席にお座り下さい」

私たちは、入口付近の窓際に座ることにした。

「美味しそうね。どれにする?」

「このパンケーキ美味しそう。でも、こっちのワッフルも食べたいな~」

迷う……。

「決めたっ。いちごとバナナのパンケーキと、飲み物はカフェオレ」

「じゃあお母さんは抹茶ワッフルとアイスコーヒーにしよっと」

店員さんに注文する。

「……部活、ずっと行ってないんでしょ?」

え……。

「そうだけど…」

ここに来てわざわざその話する?

「何かあったの?光陽くんは退部したって大介くん言ってたけど」

大介くんは光陽のお父さんのこと。

「……いろいろあったんだよ。でも解決してるからさ。聞くの遅いよ」

もし、いろいろあった頃に聞かれても、素直にSOSを求めれないんだろうな……。

「光陽くん……バスケ好きなんじゃなかったの?」

「………知らない。あんなヤツのことなんて」

もう光陽は幼馴染みでも友達でも何でもない。

ただの裏切り者だよ。

〝守るから〟って言ったくせに。

最低な奴だよ。