─翌日 今日は土曜日。 「光葵ー。体調は大丈夫?」 お母さんが部屋に入ってきた。 「大丈夫」 「ちょっとその目どうしたの!腫れてるじゃない!!」 昨日泣きながら寝たからかな。 「大丈夫だって。朝ごはん食べる!」 何も聞かないで…。 言いたくないから。 聞かれたくないから。 「……そう…」 お母さんの寂しそうな声。 寂しそうに感じるのは、気のせいだよね…? ……私は…お母さんまでもを傷つけてるのかな。 「ごめんね……」 私の小さな謝罪はお母さんには届かなかった。