「ん……」
ここ…どこ?
見たことない場所だ……。
「痛っ」
左頬に痛みが走って、さっき起こったことを思い出した。
「あっ!光葵!?大丈夫か!?」
私が寝かされてるベッドの回りはピンクのカーテンで囲まれてる。
そのカーテンの向こう側から光陽の声がした。
「大丈夫……」
「嘘つかなくていいからさ。カーテン開けても大丈夫?」
……カーテン開けたら…左頬見られるよね……。
「ダメ」
「わかった。で……。何があったんだよ?心春に聞いても知らないって言うし…」
今日家に帰らないといけないのに、どうしよう……。
この頬。
親に見られたくない……っ。
「何にもないよ。体調悪かっただけだよ」
「………だったら何で左頬腫れてるんだよ」
!!
「見たの?」



