光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

その言葉を聞いたのぞみちゃんの表情は、〝助けて〟と訴えかけてるようで………。

見捨てれない……。

助けてあげたい………。

「黒瀬さん、わかった?庇ったら承知しないよ」

「………そんなこと二人に指図されたくない」

「「はっ?」」

心春と真央ちゃんは、バカにしたような視線で私を見る。

「私は心春たちの味方なんかじゃない。のぞみちゃんの味方だから」

味方って表現はおかしいかもしれない。

でも、もう心春たちに負けない。

「私たちの敵に回るってこと?」

真央ちゃんの問いに黙って頷く。

「バカだね、光葵ちゃん。黙って見てりゃ被害受けずにすんだのにね」

心春の〝光葵ちゃん〟呼び。

「そんなに木原のこと助けたい?」

「当たり前……」

私の口から出た言葉は弱かった。

怖くなった。

心春と真央ちゃんが。

「1回見捨てたクセによく言うよね」

嘲笑う心春。