光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「……光葵、何で貸そうとしたわけ?」

冷たいオーラのまま私に視線を投げ掛けてきた。

「ごめん……っ」

「……結局光葵と人のことより自分のこと優先するんだな。心春が怖くて逆らえなかったんだろ?」

「……っ」

光陽は私の心なんて見透かしてるようだ。

「それじゃ、部活での揉め事と何も変わってないし、何の成長もしてねぇじゃん」

っ。

「同じことを繰り返してるだけ。何で心春たちに反対意見が言えねぇの?」

……。

「……怖い?そんなに」

………っ。

「光陽に私の気持ちがわかるとは思えない。分かってるようなこと言わないで」

「俺は分かってる。光葵の気持ち。昨日なんであそこにいたのかも。だから言ってるんだよ。それに…」

光陽に私の醜い部分が知られるのが嫌だったのに。