「ハ・サ・ミ。誰か貸して??」
心春が悪魔の笑みで歩き出す。
その歩みは私の目の前で止まった。
「誰も貸してくれないから、光葵のハサミ貸して?」
っ!!
反射的にのぞみちゃんを見てしまう。
のぞみちゃんは、涙で顔をグチャグチャにしながら、首を振っていた。
貸さないでっていう意味で。
「………」
私は心春をスルーする。
でも、心春は執拗に私に話しかけてくる。
「ねぇ、光葵?貸してって言ってるじゃん。友達でしょ?私たち」
………っ。
「………貸さなかったら、どうなるかわかるでしょ?」
低く威圧的な声に恐怖を感じる。
のぞみちゃん、ごめんなさい………。
私は、ペンケースのチャックを開けて、ハサミを取り出そうとする。
心春が悪魔の笑みで歩き出す。
その歩みは私の目の前で止まった。
「誰も貸してくれないから、光葵のハサミ貸して?」
っ!!
反射的にのぞみちゃんを見てしまう。
のぞみちゃんは、涙で顔をグチャグチャにしながら、首を振っていた。
貸さないでっていう意味で。
「………」
私は心春をスルーする。
でも、心春は執拗に私に話しかけてくる。
「ねぇ、光葵?貸してって言ってるじゃん。友達でしょ?私たち」
………っ。
「………貸さなかったら、どうなるかわかるでしょ?」
低く威圧的な声に恐怖を感じる。
のぞみちゃん、ごめんなさい………。
私は、ペンケースのチャックを開けて、ハサミを取り出そうとする。



