光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ



光陽と約束を交わした翌日。

朝の教室では、またいじめが行われていた。

「木原さんって髪の毛綺麗だよねぇ」

教室の後ろで心春と真央ちゃんがのぞみちゃんをいじめてる。

「いいなぁ。ねっ、真央、木原っちの髪の毛切ってウィッグにして被らなぁい?」

!!

「いいじゃん!誰かぁ、ハサミ持ってるぅー?」

真央ちゃんの呼び掛けに応じる人はいなかった。

「誰もハサミ持ってないの?あ。わかった。いじめに直接関わるのが怖いんだ」

心春が冷笑して言った。

「バカな人たち。私たちが木原をいじめてるのを止めないで傍観してるってだけでも同罪だって言うのにさ。そんなのも分かんないんだぁ」

真央ちゃんの言うことは正しい。

だけど、止められない……。

怖くて……。