光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「この学校のバスケ部ではバスケはしたくない」

……。

「そう……なんだ」

「誰も真面目にやんねぇ部活でやってても楽しくねぇから」

………私は何を期待してたんだろう。

バスケ部に戻ってくれるんじゃないかって。

ありえないのに。

1度退部したら再入部できないのに。

「バスケは、嫌いじゃないんだよね……?」

「………好きだよ」

今の間は何だったんだろう。

「ほんとに?」

「……………わかんねぇ」

光陽の心は…バスケから離れていってるのかな。

「……じゃあさ。双葉学園か桜宮高校入って、バスケもう一度やってみたら??私もそのときは協力する…」

「……そうだな」

光陽は絶対バスケと離れなんないんだよ。

ずっとやってきてたんだから。

簡単に離れていいはずがない……。

「私も双葉学園か桜宮高校目指すね」

双葉学園は頭良いから無理かもしんないけど。

桜宮高校なら行けそう。

「なら一緒に同じ高校行こーぜ」

「うん!約束ね!」

桜宮高校……私は大丈夫だけど、光陽は大丈夫かな。

内申点……とか、ボーダー足りるかな……?

「おう!」