光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「……俺が言えることじゃねぇけど、6月で部活終わりだろ?行かなくていいのかよ?」

光陽が突然言った。

「……いいの。もう、行きたくない……」

行きたくない……。

「……そっか」

光陽がバスケを離れた原因がある場所なんかに行きたくない。

「光陽さ、進路決まってるの?」

沈黙にはなりたくなかったから、前から気になってたことを聞く。

「双葉学園か桜宮高校だな。バスケ強いから………」

光陽は、そう言ってからハッとしたような表情を浮かべた。

……どういうこと?

「やっぱりバスケしたいの……?」

「したいけど─」

「だったら、何でバスケ部やめたの?」

つい、責めるような口調になってしまった。