こういうときに限って光陽は違うクラスの友達とグラウンドに遊びに行ってる。
「やめてっ!おサイフだけは……っ。死んだおばあちゃんの形見なの…っ!!」
のぞみちゃんの悲痛な叫び……。
聞きたくない……っ。
「ふーん?じゃっ、こうしちゃおうっと!」
心春はおサイフの中身だけ抜き取り、おサイフを窓から遠くへ投げ捨てるマネをする。
「やめてっ!!!」
本気で投げ捨てそうな勢いだ。
「お願い!返してっ!!!」
これ以上……。
悲痛な叫びなんて聞きたくない……!
─ガタッ
私が席を立ち上がって教室から飛び出そうとしたのと、
「光葵ちゃん……助けてっ……」
のぞみちゃんが助けを求めたのとが、同時だった。
私は……、聞こえなかったふりをして、教室から飛び出した。
「やめてっ!おサイフだけは……っ。死んだおばあちゃんの形見なの…っ!!」
のぞみちゃんの悲痛な叫び……。
聞きたくない……っ。
「ふーん?じゃっ、こうしちゃおうっと!」
心春はおサイフの中身だけ抜き取り、おサイフを窓から遠くへ投げ捨てるマネをする。
「やめてっ!!!」
本気で投げ捨てそうな勢いだ。
「お願い!返してっ!!!」
これ以上……。
悲痛な叫びなんて聞きたくない……!
─ガタッ
私が席を立ち上がって教室から飛び出そうとしたのと、
「光葵ちゃん……助けてっ……」
のぞみちゃんが助けを求めたのとが、同時だった。
私は……、聞こえなかったふりをして、教室から飛び出した。



