光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「何してんの。心春」

入口から聞こえてきた声に心春がハッとする。

「光陽……。違うの、何でもないよ??」

急に弁解しだす心春。

「悪いけど、俺と光葵がいるからお前らの好きにはさせねぇよ??いじめなんて俺らが許さない」

光陽は鋭く心春たちを睨みながらこっちに近づいてくる。

「周りの奴らもさ、どうにかしてあげようとは思わねぇわけ?木原のこと」

光陽はクラスメイトを一瞥して、のぞみちゃんを優しく立ち上がらせる。

「大橋、いい子ぶるのやめたら?見ててキモいんだけど」

真央ちゃんの一言。

許せない──。

「最っっ低!!!」

好きな人を侮辱されるのだけは嫌だ!!

私は真央ちゃんを突き飛ばす。