光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

ムカつく言い方だな。

「そうやって他人に文句言ってくる真央ちゃんの方がうるさいんだけど。私の耳が壊れたらどう責任とってくれるの?」

反論してみる。

「……なんちゃって!ごめんごめん、気を付けるね」

真央ちゃんの口かは反論の言葉がでなかったから、オチっぽくおどける。

「─調子乗んな。私に殺人未遂の濡れ衣着せたり大橋を退部に追いやったしたクズが」

真央ちゃんの低く威圧的な声に教室の空気が凍る。

そしてざわつく教室。

始業式早々、最悪な状況。

そんな私を救ってくれたのは光陽。

「お前何言ってんの?光葵が濡れ衣着せるわけねぇし。つーか、俺が辞めたのは光葵のせいじゃねぇ。勝手に妄想すんな」

光陽は本当に私が濡れ衣着せてないって思ってるんだろう。

真央ちゃんを責めてしまったことは1度も話してないから。

「え?大橋、知らないのぉ?黒瀬さんってぇ、私に殺人未─」

「あることないこと言ってんじゃねぇよ。第一、お前のことなんか誰も信用しねぇよ。言いたきゃ勝手に言っとけ。ただ周りを巻き込むな」