光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「別に私、あんたたちの遊び相手にならないから!」

「まぁお楽しみにぃ。木原さん。そんな生意気な口利けないようにしてあげるわ」

1年の頃、みちるが言ってたな。

心春と真央ちゃんは学年1性格悪いって。

「あっ、光葵。木原さんには関わんない方がいいよ?光葵は私の友達だからセーフだけどね?」

………なんの話かよくわかんない。

「……どういうこと?」

「黒瀬さんって頭悪いのね。だから私に濡れ衣着せてくるのよ。ホント、迷惑。心春の友達じゃなかったら一番に遊び相手に任命してたわぁ」

〝遊び相手〟って?

「しょうがないから説明してあげる。私たちの言う〝遊び相手〟って、いじめのターゲットのことだよ~」

いじめの……ターゲット…?

「あっ、皆も分かっといてねー?木原さんに関わった人間は男女関係なく私たちの遊び相手になるのでっ!」

心春が大きな声で新しいクラスメイトに話す。

「………心春はそんな子じゃなかったでしょ……?」

出会ったときからの心春は、優しくて、気が利くいい子だった。

「…いつまで勘違いしてるの?私は昔からこういう性格だよ。光葵は私の表の顔しか見てないんだよ。まっ、麗美に対しての私の行いで裏の私も多少見たみたいだけどね?」