光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「光葵、どーした?何で泣いてんの?」

自分の机に伏せて涙を止めようとしていたら光陽が話しかけてきた。

「泣いてない……」

……最近泣いてばっかじゃん。

情けない……。

「そんな涙声で言われても説得力ねぇよ。何で泣いてんの?」

顔を上げずに答える。

「秘密」

と。

「……大丈夫か?」

それ以上何も聞いてこない光陽の優しさを感じた。

「大丈夫だよ……」

ごめんね、光陽。