光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「ごめんなさい……っ」

「………謝ったって意味ない……っ」

ポタッポタッ

廊下に涙が零れ落ち、その部分の色が変わった。

「意味……ないよ……」

「ホントにごめんなさい……っ!」

「……光陽は…バスケ好きだったのに……っ。心春は光陽を変えた……。悪い方に…。最低だよ……っ」

心春を責めても光陽はバスケ部に戻れないのに。

心春を傷つけるだけなのに。

「光陽を傷つけるつもりはなかったの……。変えるつもりはなかったの……」

「……もう…いい……。責めてごめん」

私は呟くように言って教室に戻った。