……そっかぁ…。

………そ…っか…。

「……光葵は?部活、いつ復活すんの?」

「…わかんない」

辞める……かもしれないし、辞めないかもしれない。

……あんな雰囲気の部活で…光陽いないのに、過ごせるとは思えないの……。

「だよなー!まっ、ゆっくり決めたらいいしな!」

光陽は暗い雰囲気を消すかのように明るく言い放った。

「………そう…だね…」

私は、力なく笑うしかなかった。

……光陽がバスケから離れることが信じられなかった。