光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

私のこと心配して溜め込んでたの……?

どうして……。

私なんかより自分優先しなよ……。

「……だから俺は……〝大丈夫〟しか言えなかった」

……あのとき無理矢理笑顔作ってたのも、私が心配しないようにするためだったりするんだろう…。

光陽はそういう優しさを持ってるから。

だからこそ、見ていて辛いんだ。

「……光葵が遅刻してきた日の部活では部室が荒らされた。俺……昔の先輩たちが勝ち取ったトロフィーを誇りに思ってて……。荒らした犯人を許さねぇって思った。…あのとき、麗美が謝ってきただろ…?だから余計麗美が犯人だって思ってしまった。だから麗美に大声で怒鳴り付けて、そんな俺を止めようとした光葵にまで怒鳴った……。俺が間違えてんのに、光葵に怒鳴ってさ……。あのとき光葵は正論言ってたのに……」