光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ





夜7時を回った頃。

「そろそろお開きにしようか」

おじさんが言った。

「そうだね」

夏海ちゃんが賛成して、立ち上がる。

「帰るわよー、光葵」

お母さんも立ち上がる。

「はーい」

やっと帰れる……。

長かった。

「奈央ちゃん、大介くん、夏海ちゃん、寄りたいところがあるから一緒に来てくれない?光葵と光陽くんは帰りたかったら帰っていいけど……」

おばさん、おじさん、夏海ちゃん、お母さん、お父さん、の5人はどこかに寄るみたいだ。

「帰りたい……」

もう疲れちゃった……。

早く一人になりたい……。

「俺も帰りたいから。あ、父さん鍵貸して。持ってきてねぇわ」