光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「ごめん………」

切ない気持ちを封じ込めて座席に戻る。

「光葵、ジュースは?」

ジュース……?

「あ……ジュースコーナーに忘れてきた…」

「もうバカじゃないのー?」

慌てて取りに行こうとしたら、光陽がコップを4つ持って帰ってきた。

「これが夏海のでこっちがおじさんとおばさんのやつてます」

光陽が3つをそれぞれ配る。

「ごめんねー光陽くん。ありがとう」

「いえいえ」

お父さんやお母さんにはニコニコ笑顔なのに、私のジュースを置く時にはニコリともしない。